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意外と知らないブレーキパッドの当り付け作業
よく「新品だから最初は気を付けてね」と新品のブレーキパッドやブレーキディスクローターに交換した際、
「ブレーキの当たり付け」というのを聞いたことがある人が多いとは思います。
が、実際には当たり付けってどうするの???という方がほとんどではないでしょうか?
1、ストリートカー
ストリート(一般道)でのブレーキパッドやブレーキディスクローターにアタリが付くまでには、一般道で大体300~1,000kmほど必要になりますが普通に乗って頂ければOKです。逆に無理矢理、温度を上げるような走行もブレーキディスクローターを歪める原因となりますので、お控え下さいとのこと。
2、レーシングカー&サーキット走行向け
新品のブレーキパッドやブレーキディスクローターで、いきなりサーキットで全開使用すると急激な温度変化でディスクローターにひずみやクラックが発生しやすくなります。新品のブレーキディスクローターを初めてサーキットで使用する場合、最初の5分間は全開時の50%ぐらいの踏力でブレーキングを行ないながら走行し、一旦ピットイン。最低5分間くらいの冷却時間を空けて、その後10分間は70~80%の踏力でブレーキングを行なうよう心がけて走行し、再度ピットイン。こういう感じで徐々に踏力をあげていくことでパッドとローターの当りも良くなります。